将来が不安でたまらない!将来の不安を解消する3つの方法

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誰でも、「将来への不安」で頭がいっぱいになる時期ってありますよね。

「はっきりとした夢や目標がない。

将来自分がどうなっているか分からなくて不安だ」

「勉強は苦手だし、特に人より上手にできることもない。

こんなことで、ちゃんとした仕事につけるのかな」

「仲の良い友達ができない。クラスで浮いている感じがする。

このままじゃ、社会不適合者になるんじゃないか……。

一生孤独のまま生きていくの?」

私も昔は、日々このような「不安」と戦ってきました。

そしてこの「不安」を消す術はないと諦めてきました。

しかし「不安」という感情の正体を知り、対処法を知った今、もう未来のことを考えてお腹が痛くなることはありません。

この記事では、そもそも「不安」はどんな時に起こるのか説明した後、「将来の不安」を解消するための具体的な3つの方法を紹介します!

最後には、不安の原因の多くが「人間関係」からくるというお話もしますね。

どうかこの記事が、あなたの未来を明るく照らす助けになりますように!

「将来が不安すぎる」という気持ちは、みんな経験したことがある

「将来が不安」という気持ちは誰もが持っているものですが、特に子供から大人へ向かう時期に、特にたくさん経験します。

中学生や高校生の思春期真っただ中が、不安のピークかもしれませんね。

進学や就職、自立に向けての不安だったり、人間関係の不安だったり、将来に対する不安の種は尽きないと思います。

まるで出口の見えないトンネルをさまよっている感覚。

この「不安」の正体は一体何なのでしょう。

そもそも、「不安」は、「恐怖」とは別の感情です。

突然ですが、もしこの瞬間、目の前に鋭い牙のはえた巨大なライオンが現れたとしたら、どう感じますか??

本物のライオンですよ。

よだれを垂らしながら、あなたを睨みつけ、じりじりと近づいてきます・・・。

普通は「食べられてしまう!」と思って、大汗かきながらガクガク震えてしまいますよね。

これは、ライオンという実際に存在するものに感じる「恐怖心」です。

一方で、「不安」は、漠然としたものに向けられる感情です。

実際目の前で起こっていることではなく、想像の中で起きていることだったり、どうなるか予想のつかないことだったりします。

「なにか恐ろしいことが起こるんじゃないか?」

「もしかすると、上手くいかないんじゃないか?」

でもそれは、現実ではないんです。

すべてあなたの頭の中で起きていることであって、「不安」を感じているとき、人の意識は自分の内側に向いているんです。

 

ではなぜ、中学生や高校生の時期に「不安」を強く感じるのでしょう。

原因は、

①自分の内面に意識が向く時期だから

②学校の外での経験が少ないこと

の2つが考えられます。

詳しく説明しますね。

 

自分の内面に意識が向く時期だから、不安になる。

世界的に有名な精神分析家にエリクソンという人がいます。

その人によると、12~20歳頃の思春期は、

「自分は何者なのか」「自分は何のために生きるのか」を考え、アイデンティティ(=自分はこういう人間だという感覚)を確立する時期

に当たるそうです。

つまりこの時期は、自分のことをたくさん考えて、意識が内面へ向きがちになるのは自然なことなんですね。

心理学においては、「自己注目」と呼ばれる状態です。

この「自己注目」の状態がやっかいで、自分の内側に意識が向くほど、「不安」が高まると様々な研究で明らかになっているんですよ。

考え込む時間が増えるので、自分の能力に疑問を持ったり、未来に対して良くない想像がふくらんだりしてしまうのでしょう。

個人差はあるにしても、自分を確立するこの時期に「不安」を強く感じるのは、皆に共通しているんです。

 

学校の外での経験が少ないから、不安になる。

学校って、皆で勉強したり、学校行事や部活動に取組んだり、色んなことを経験できますよね。

でも、学校での勉強や経験だけでは、将来社会に出て働くイメージや手ごたえに繋がりにくいですよね。

働く経験があまりできないので、「働いた経験がない→将来働いているイメージが持てない→不安になる」のは自然な流れなのです。

また、学校での苦しい体験が、将来への「不安」を強める場合もあります。

はじめに「学校は色んな経験が出来る所」だと書きましたが、すべての学生にとって、絵に描いたような素晴らしい学校生活が送れるわけではありません。

だって、人間には、「相性」や「得意不得意」というものがあるからです。

入った学校の環境にピッタリと合う場合は居心地よく、力も発揮できるでしょう。

でも合わない場合、無理に適応しようとして心がしんどくなったり、上手くいかない経験が続くと自信を失うこともあります。

学生時代の行動範囲は、家と学校がほとんどです。

なので、学校内での自分への評価や人間関係が、社会に出ても変わらないと思ってしまうんですね。

「学校に居場所がない=世界のどこにも居場所がない」

「学校で勉強についていけない=きっと仕事もできない」

「学校でうまくいかない=社会に出てもうまくいかない」

といったように。

そんな錯覚が、「不安」につながってしまうんです。

でも、大丈夫。

実際は、学校を出れば、いろんな職場やコミュニティーがあって、働く環境や人間関係を自分で選べます。

いくらでも「力を発揮できる環境」とか、「居心地の良い場所」、「理解してくれる人」を見つけられるんです。

だから今しんどい状況にあったとしても、「自分がダメなんだ」と落ち込み、「この状況が一生続くのでは」と不安がる必要はないんですよ。

 

さて、ここまで「不安」という感情の意味と、思春期において将来が不安になる原因をお伝えしてきました。

それでは、「将来が不安な状態」から抜け出すためには、どうすれば良いでしょうか?

その方法を3つ紹介したいと思います。

将来の不安が頭を過ぎり、お腹がきゅっと痛くなる日々とは、もうおさらばです!

 

 

将来の不安を解決する3つの方法!

それではここから、将来の不安を解決するための、3つの方法を紹介したいと思います。

 

考えるよりも、がむしゃらに行動する!

シンプルですが、一番効果のある方法です。

「自分のやりたいことは何だろう?」「どんな仕事についているだろう?」と、将来について頭の中だけで考えていても、答えは見つかりません。

「自分が本当にやりたいこと」は、行動する中で見えてくるのです。

少しでも興味のあることには、どんどん挑戦しましょう。

「将来に繋がるのか」「時間の無駄にならないか」「失敗したらどうしよう」と尻込みしなくても大丈夫。

挑戦した上で、「やっぱり合わない」と思ったなら止めても良いし、失敗したらそこから何か学べば良いのです。

挑戦と失敗は、未来に対する何よりの財産になりますよ!

もちろん「がむしゃら」とはいっても、体に無理のない範囲で活動すること。

夜はしっかり休みましょうね。

 

家と学校以外の場所にも足を運ぼう!

毎日家と学校だけの往復になると、経験や人との出会いが限られてしまうので、どうしても視野が狭くなってしまいます。

なので、「不安になる原因」の中で話したように、学校内で勉強や人間関係が上手くいかないと、「社会に出ても上手くいかない」と思い込んでしまいます。

習い事や趣味のサークル、ボランティア、アルバイトなど、学校以外の場所にも足を運んでみましょう。

学校の外での経験や、様々な世代との関わりは、ぐんっとあなたの視野を広げてくれるはずです。

「社会には色々な人がいて、色々な場所がある」「じぶんにも居心地良く過ごせる環境がある」と知ることで、社会に出ることへの不安はきっと軽減されますよ。

 

意識を自分の外に向ける~「注意訓練」のすすめ!~

「不安になる原因」の中で、自分の内面に意識が向くほど「不安」が高まるとお話ししました。

その状態を和らげるための、心理学でおススメの方法があるんです。

「注意訓練」と呼ばれるもので、いつでもどこでも簡単にできる方法です!

準備するものはありません。

周囲に2つ以上の「音」があれば大丈夫です。

例えば、時計の音や、電車の走行音でも大丈夫です。

見つかりましたか?

それでは、いってみましょう!

①何か一つの音に意識を集中させてください。(6分間)

②そのあと、今聞いた音ともう一つ別の音との間で、すばやく注意を切り替えてください。(6分間)

③最後に、今まで向けたすべての音に同時に注意を向けてください。(3分間)

 

出来ましたか?

「これに何の効果があるの?」

と思ったかもしれませんが、あるんです!

実は、脳内で注意を向けられる容量には限りがあります。

そのため、意識を外部に向けることで、「意識が自分の中に向くこと(自己注目)」は起きなくなるんですね。

この「注意訓練」をやっていると、注意をコントロールする力が身につくので、訓練を行っていないときも、不安や思考から上手く距離をとれるようになりますよ!

以上、3つの不安を和らげる方法をご紹介しました。

いかがでしたでしょうか?

「不安」は「知らないこと」「経験のないこと」に対して、怖い想像が膨らんでしまうことで起こります。

だからこそ、行動の幅を広げて視野を広げることが重要です。

「注意訓練」は初めて聞く方も多いと思いますが、簡単にできる方法なので、ぜひ試してみましょう!

 

 

さて、ここまで、将来が不安になる原因や、その気持ちを解消する方法をお伝えしてきました。

最後にもう一つ、とても重要なことをお伝えしたいと思います。

それは、「人間関係」について。

これを知っているのと知っていないのでは、自分の将来を考える上でも大きく違ってきますよ。

 

 

将来が不安な気持ちの原因は、人間関係が多い

初めにお伝えした、将来の不安の「原因」、覚えていますか?

誰にでも自分の内面に意識が向く時期があって、経験も限られているから、でしたね。

そしてもう一つ、大事なことがあります。

それこそ、「人間関係」についてです。

実は、将来が不安な気持ちの原因は、人間関係が圧倒的に多いんです。

その説明をするために、人間が根源的にもっている欲求について、ふれなければいけません。

再び心理学の話になりますが、マズローの「欲求階層理論」をご存じでしょうか?

人間の根源的な欲求は5つあり、その5つの層が下からピラミッドのように積みあがっていくという考え方です。

下位の欲求を満たして初めて、もう一段階上の欲求が生まれ、最終的に「自己実現の欲求」へと向かっていきます。

 

①生理的欲求

ピラミッドの1番下にある、生きていくために必要な欲求です。

「食べたい」「寝たい」といった欲求ですね。

②安全欲求

雨風しのげる安全な家があり、命が脅かされる危険のない状態を求めます。

愛と所属の欲求

「自分の居場所がある」「自分を愛してくれる人がいる」ということは、生存本能に次いで、人間の根源的な欲求なのです。

「生理的欲求」や「安全欲求」は、多くの日本人は満たされているため、普段意識することは少ないでしょう。

しかし、「愛と所属の欲求」はどうでしょう。

家族関係や友人関係、恋人との関係など、みんなが十分に満たされてい

るとは思えません。

「このままずっと友達ができず、孤独に過ごすのだろうか」

「将来結婚できなかったらどうしよう……」

「親もいつかは亡くなってしまう」

このような人間関係の不安は、他のどんな不安より切実なものだと思います。

良好な人間関係を築くことができ、「愛と所属の欲求」が満たされれば、「将来何があっても支えてくれる人がいる」という強力な安心感につながります。

そして、その上にある「承認・自尊心の欲求」「自己実現の欲求」を追求するための土台となり、明るい未来へ導いてくれることでしょう。

「友達が多いほど良い」ということではありません。

誰とでもフレンドリーに話せる人もいれば、人見知りな方や、狭く深く人とつき合うタイプの方もいます。

大切なのは「自分を理解してくれる人」とつき合うこと、心をこめて、その身近な付き合いを大切にすることです。

自分の未来について考える時期は、つい自分の内側にこもってしまい、周囲の人をなおざりにしてしまうこともあると思います。

そんな時、自分にとっても、家族や友人にとっても、「人との温かい関係」が何よりの将来へのお守りになることを、思い出してもらえたらと思います。

 

 

まとめ

盛りだくさんな内容になりましたので、最後におさらいします!

まず「不安」とは、予想できないことや想像上のものに向けられる、漠然とした感情であるとお話ししました。

そして思春期における将来の「不安」の原因は、「内面に意識が向きやすい状態になっていること」や、「学校外での経験が少なく、社会に出て働くイメージにつながりづらいこと」、「学校の中での自分の評価や人間関係が、社会に出ても変わらないと錯覚すること」でしたね。

「不安」を和らげる方法では、「①考えるよりがむしゃらに行動する」「②家と学校以外の場所にも足を運ぶ」「➂注意訓練を行い、意識を外に向ける」を紹介しました!

私も中学から高校にかけての時期は、今までの人生で一番苦しい時期でした。

自分の能力や人付き合いに自信がなく、こんなことで将来どうやったら生きていけるのかと、絶望の日々でした。

光が差したのは、ある決意をしてからです。

「不器用でも失敗しても良いから、とにかく挑戦しよう」

そしてへっぴり腰ながらも、人に話しかけに行ったり、アルバイトに応募したり、挑戦することを意識してきました。

失敗して落ち込むこともありましたが、徐々に人との付き合い方や、自分の得意不得意がわかってきたりと、何か行動を起こすたび、将来への不安が消えていくのを感じました。

だから、いま出口の見えないトンネルの中にいて、将来が不安で仕方ない方へ、最後に2つの言葉を送りたいと思います。

「失敗は一番の財産になる。恐れず何でも挑戦してみよう!」

「トンネルの出口にたどりつき、光の中へ飛び出せるときが必ずくるよ!」

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