人生の目的とは?見つけ方や「幸せになること」の定義を解説!

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 人生の目的とは、どのようなものなのでしょうか?自分の人生がつらいとき、苦しい時、楽しくない時、そうした疑問を持つ人も少なくありません。ネットや自己啓発本では、幸せになることが人生の目的、という言葉もよく耳にするようになりましたが、果たしてそうなのでしょうか?

 この記事では、これまで人生の目的を見つけた人達の話を参考に、人生の目的とは何なのか、その内容と見つけ方についてお伝えしていきたいと思います。

running man on bridge

人生の目的とは?

 初めに結論から言ってしまうと、人生の目的に決められたものはありません。

なぜなら、人によって異なるからです。当然といえば当然かもしれませんが、その人その人の価値観により、大きく異なります。

これまでカウンセリング、心理学の勉強等を通して見聞きした人間の人生の目的は、大きく分けると4つに分類されます。それは①意義、②やりがい、③楽しさ、④幸せです。

 まず「①意義」は、例えば「後世に何かを残す」、「医者になって患者を救う」といったものが当てはまります。幼い頃に大病を患い、生死をさまよった経験のある人が、後に人生の目的を考えた時、自分の使命は医者になって同じ病気の子供たちを救うことだと感じたりします。人生を通して、その軌跡を残したり、誰かを救ったりすることこそ、自分の人生の「意義」、すなわち目的と感じます。

 次の「③やりがい」「④楽しさ」は分かり易いかもしれません。例えば自分の得意なことやサービスを通じて誰かに感謝されること、喜んでもらえることにやりがいを感じ、それこそが人生の目的だと思うことです。楽しさは文字通り、自分の趣味やワクワクすることをひたすら追求することに人生の目的を感じる場合です。

 そして最後は「④幸せ」です。例えば家族と穏やかな時間を過ごすこと、何気ない毎日を大切にすること、そうしたことが一番の幸せであり、人生の目的だと考えることです。ただ、この「幸せ」について多様な定義があるため、世の中にある本やネット上での定義とは異なるかもしれません。

 「人生の目的とは幸せの追求である」という考え方については、次章で詳しく説明したいと思います。

人生の目的は、「幸せになること」?

 今や多くの自己啓発本やネット上で、「人生の目的は幸福の追求」という考え方が主流になってきました。日本でも大ブームになったアドラー心理学でも、人生は幸福の最大化と説明されています。

 しかし、私の考えは少し異なります。例えば上記で挙げたような「①意義」を人生の目的に置く人にとって、「幸福の最大化」はあまりしっくりこないと考えるからです。例えば他人への奉仕を人生の目的としている人にとっては、自分の幸福の最大化は別問題ではないでしょうか。

ただ、「幸せ」の定義を何とするかによってそれは変わるかもしれません。例えば、医者になって患者を救うことが人生の目的と感じている人に対して、「人命を救うことがあなたの幸せでは」と言えば、その通りかもしれません。つまり、広義の幸せといえば、上記で挙げた①~④も全てがそれに繋がるとも言えるのです。

 もし、あなたが本やネットの情報で「人生の目的は幸せになること」といった内容が書かれていた時に、何か違和感を感じるのであれば、「幸せになること」はあなたの人生の目的ではないでしょう。それは本人の「幸せ」の定義によっても変わってくるのです。

 では、あなたの「人生の目的」とは何なのでしょうか?その見つけ方について、最後にお伝えしていきたいと思います。

人生の目的の見つけ方

 さて、最後にいよいよあなたの人生の目的の探し方について説明していきたいと思います。それを見つけるために、次の質問に答えてみてください。

質問:○○には、どんな言葉があてはまるでしょうか?

「もし、自分の人生の目的が見つかったら、○○な毎日を送れそう。」

想像してみてくださいね。

ぱっと思いついたものでも良いので、答えてみてください。それまで、まだ先には進まないでくださいね。

答えが出てきたでしょうか?

もし、どうしても出てこない場合は、これまで私がクライアントや周りの人達が見つけた次の答えを参考にしてみてください。

「もし、自分の人生が見つかったら、・・・」

・充実した毎日を送れそう。

・やる気に満ちて、明るい毎日を送れそう。

・使命感にあふれ、一生懸命生きられそう。

・ワクワクして楽しい毎日を送れそう。

・幸せな毎日を送れそう。

・やりがいに溢れて、毎日イキイキと過ごせそう。

いかがでしょうか?

自分のオリジナルの答えが出ない場合は、上の例から一番近いものでも大丈夫です。

 ここで出たあなたの答えは、第1章でお伝えした、人生の目的の種類①~④の中で、どれがあなた自身のものに一番近いかを確かめるために必要です。人生の目的は、4種類に分けられるとお伝えしました。そして、自分自身の人生の目的を見つけるアプローチ方法は、その種類によって異なります。

 ②やりがい、③楽しさ、④幸せの見つけ方については、それぞれ本ブログの他記事でご紹介していきますので、そちらを見てみてくださいね。

 ここでは、人生の目的に「意義」を求める人に向け、その見つけ方のヒントをお伝えします。

★これまでの人生で、一番苦しかったことや、トラウマに人生の目的が隠されている★

 あなたのこれまでの人生で、一番つらかった時、苦しかった時はいつでしょう?あるいは、トラウマはありますか?

 人生でつらい時というのは、「なんでこんな風になってしまったのか」と、ついつい自分を責めてしまいがちです。自分の悪かったところを探し、「運が悪かった」「普段の行いが悪いからだ」と考えてしまうのです。

 しかし、そうした苦しくて仕方がない時期こそ、自分の人生の目的が隠されているものです。病気で苦しんだ人が後に医者になったり、子供のころに虐待を受けた人が、大人になってカウンセラーになったりします。自分と同じように苦しんでいる人の問題を解決できることが、自分自身の生きる意味となっていくのです。

 あなたが体験した苦しみやつらさというのは、きっと同じような体験をした人にしか理解できないでしょう。逆を言えば、同じような状況で悩んでいる人を理解し、サポートできるのも、あなたのような人だけなのです。

 人生を意義にあるものにしたいと思っているあなたにとっては、あなたにしか出来ないことがきっと見つかるはずです。自分の人生を振り返り、トラウマや苦しかったことを思い出すことで、その周辺に隠されている人生の目的に気付くことが出来るかもしれません。

まとめ

 今回は、人生の目的について、その内容や探し方をお伝えしてきました。人生の目的は人により異なり、大きく分けると意義、楽しさ、やりがい、幸せに分かれるんでしたね。よく、人生の究極の目的は幸福の最大化、と言われますが、それは幸せを広い意味で捉えた場合であり、必ずしもそう感じない人もたくさんいます。自分の人生の目的はどの種類にあてはまるのかを考え、それに沿った方法で探し出すことが、人生の目的を見つける近道になります。

 ここまで読んできても、人生の目的が分からない!という方も大丈夫。人生の目的とは、人と話している時等、普段の生活のふとした時に見つかる方がとても多いです。大切なのは、その「アンテナ」をすでにONにしておくこと。自分の人生の目的(意義、楽しさ、やりがい、幸せ)を意識して生活していることで、その答えが自ずと近づいてきていますよ。

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