自分を大切にするってどういうこと?自分を大事にする5つの方法

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あなたは自分のことを大切にできていますか? 

「そもそも、自分を大切にするってどういうこと?」と疑問に思う方もいるでしょう。

私も昔は人から「自分を大切にしよう!」と言われても、どうしたら良いかわからず途方に暮れていました。

周りに気を使い、常に自分は後回し。

好きなことをしてキラキラ輝いている人をみると、なんだかモヤっとした気分になってしまう。

そんな自分がさらにイヤになる悪循環……。

しかし自分を大切にする意味や方法を知ったことで、毎日を楽しく過ごせるようになり、周囲と比べて落ち込むことも減りました。

恋愛においても、「自分を大切にする」ことはとても重要です。

この記事では、「自分を大切にする」とはそもそもどういうことなのか、日常の中ですぐに実践できる5つの方法を紹介していきたいと思います!

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「自分を大切にする」とは

自分を大切にするとは、一言で言えば「自分の体と心を大切にすること」です。

体を大切にすることの方が、イメージしやすいでしょう。

栄養たっぷりのごはんを食べて、しっかりと休む。太陽の光をあびて、適度に体を動かす。そうやって自分の体が喜ぶことを、惜しみなくしてあげることです。

では、心を大切にするとは? 

それは誰のものでもない、自分自身の「意志」や「感情」を尊重すること。

何かイヤなことがあっても「大丈夫」だと自分に言い聞かせ、我慢する場面はありませんか?

周囲に波風たてず、笑顔でやり過ごせたとしても、その度にあなたの心は傷ついていきます。

イヤなことを「イヤ」だと認めてあげる。

それが心を大切にするための第一歩です。

そして自分が本当に望んでいるもの、心が喜ぶものを選べるようになれば、あなたの心はどんどん元気を取り戻していくことでしょう。

「でもそれって、ワガママじゃないの?」と思う方もいるかもしれません。

しかし「自分を大切にすること=相手を大切にしないこと」ではありません。

自分も相手も、両方大切にする。

その両立は可能だからです。

むしろ自分を大切にして生まれた、心の余裕や優しさで、より相手を大切に思い接することができるでしょう。

また、「そもそも、自分を大切にしようと思えない」、そんな人もいるかもしれません。

家庭や学校、職場などで、長い間にわたり大切にされず過ごした経験があると、「自分には価値がない」と思いこみ、自分自身を軽く扱うようになります。

大切にしてくれない人からの優しさを求め続け、傷に傷を重ねてしまうかもしれません。

とくに家族からは「無条件に愛してほしい」と願いますよね。

人として当然の思いです。

とはいえ、たとえ血のつながった相手でも、他者の気持ちや行動を変えることはできません。

自分で変えることができる人間は自分だけ。

自分を無条件に愛し大切にできるのは、第一に自分自身なのです。

そこで次からは、具体的に自分を大切にするための5つの方法を紹介したいと思います。

たとえ今あなたが自分を大切に思えなくても、行動を起こすことで必ず気持ちはついてきます!

簡単に実践できると思うものからでも大丈夫。自信に満ちあふれ、生き生きと毎日を過ごす自分を、探しに行きましょう。

自分を大切にする5つの方法

さて、それではここから、「自分を大切にする」ための実践的な5つの方法についてご紹介したいと思います。

①生活習慣を整えて、健康的な生活をする

「え?そんな単純なこと?」と思うかもしれませんが、現代社会を生きる私たちにとっては、意識しなければ難しいことです。

インスタント食品やお菓子で食事をすませてしまったり、真夜中までテレビやスマホを見てしまったり……。

自分の体をぞんざいに扱うことが習慣になっていませんか?

栄養のある食事をとるのはもちろんのこと、体と心の健康のためには、十分な睡眠時間が必要です。

睡眠不足は高血圧や糖尿病の原因になるだけでなく、脳の偏桃体(恐怖やストレスを感じる部分)の働きを活発にし、不安感や恐怖心を高めることがわかっています。

適度な運動も、生活習慣病の予防や心の健康のために欠かせません。

ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を行うと、精神を安定させる脳内ホルモン「セロトニン」が出て、心を穏やかにしてくれます。

明日からいきなり5キロ走る!といった無茶なことから始める必要はありません。

まずは、例えば「いつもより30分だけ早く寝る」「10分だけ遠回りして家に帰る」等、自分の出来る小さなことから始めてみましょう。

②「○○したいことリストをつくる

メモ帳や適当な紙を用意し、食べたいものリストや、行きたい場所リスト、観たい映画リストなどをつくり、思いついたものを書き留めていきましょう!

いつも自分のやりたことを後回しにしてしまう方は、すぐに思い浮かばないかもしれません。

ゆっくりで大丈夫です。

家族や友人、恋人の望みではなく、「自分自身が本当に望んでいるものは何だろう?」と心の声に耳を傾けてみましょう。

最初は遠慮がちにささやく声だとしても、次第にはっきりと聞こえてくるはずです。

「朝ご飯はトーストよりも、ほかほかの白ごはんが食べたい!」

「街歩きも楽しいけど、たまには山登りやキャンプにも行きたい」

「最近公開された恋愛映画、気になるな……」

「いつか世界一周旅行がしたい!」

ささいな望みから大きな夢まで、色々な声が聞こえてきませんか?

すぐに実現できるかどうかは置いておいて、まずはどんどん書いていきましょう。

そして、一番簡単なものから、実践していくのです。

すると、次第に自分の本当に望むこと、つまり「心が喜ぶこと」を自然に選択できるようになってきます。

それこそが、「自分を大切にする」ことなのです。

③自分自身を否定する考え方のくせを治す

「どうせ自分なんて……」

「やっぱり自分はダメなやつだな」

ふとした瞬間や、何かハプニングがあったとき、このような心の呟きがパッと浮かんではいませんか?

もし心当たりがあるなら、自分を否定する考え方が、くせになっているといえます。

心理学において「否定的自動思考」と呼ばれるものです。

ここで冷静になって考えてみましょう。

学校のテストや仕事で失敗したからといって、「自分がダメだ」という根拠はどこにあるのでしょうか?

自分に合う勉強の仕方でなかったかもしれないし、経験の少なさから失敗してしまったかもしれない。

もしくは自分の力が発揮できない環境なのかも。

けれど、あなた自身がダメなんてことはありません。

「自分はダメなやつだから…」と頭に浮かび始めたら、「ストップ!」と停止ボタンを押してください。

そして「今回はやり方が間違っていただけ。次がある!」など、ありのままの状況を自分に伝えてあげましょう。

④自分を大事にしてくれる人たちとつき合う

来るもの拒まず、誰に対しても優しくできる人はとても素敵です。

だけど、あなたを軽く扱い傷つける人にまで優しさを与え続ければ、やがて生気が吸いとられたように、疲れ果ててしまうでしょう。

自分がちっぽけで、価値のない存在に思えてくるかもしれません。

「この人と一緒にいると、落ちこんでしまう」

「帰り道で別れた途端、ほっとした」

そんな風に感じる人とは、なるべく距離をおくべきです。

学校で同じクラスだったり、同じ職場の人だったり、すぐに離れられない人とは、必要最低限の会話にとどめて、心の距離をとってみましょう。

「好きになって貰わなくてもいい」と割りきり、気を遣うのをやめるだけでも、心は軽くなるはずです。

あなたのことを本当に大切に思い、尊重してくれる人が必ずいます。

そんな人たちの中に身をおいて、自分の価値を見失わないようにしましょう。

⑤相手に自分の意思や要求を伝える練習をする

自分の意見を言ったらワガママになるんじゃないか、嫌われるんじゃないか、といつも言葉を飲みこんでしまう方はいませんか?

相手に合わせて我慢する場面が多いと思います。

たしかに自分の要求を相手に押しつけるだけでは「ワガママ」になってしまいますが、相手の立場を尊重しながら、自分の考えを伝えるならば、「ワガママ」にはなりません。

自分を大切にすることと、相手を大切にすることは両立できると、はじめにお伝えしました。

自分も相手も大切にするコミュニケーションの訓練は、「アサーション・トレーニング」と呼ばれています。

具体的にはこのような練習をします。

・相手の思いや主張に対して「そう考えるのもわかる」と共感を伝えた上で、自分の意見を述べる。

 ↓

・「あなたは○○するべきだ」ではなく、「私は○○してくれたら嬉しい」というように「私」を主語にして要求を伝える。

 ↓

・相手の気持ちや考えにも気を配った上で、お互いが納得できる代替案を伝える。

「自分も相手も大切にできる伝え方」を習得すれば、思っていることをのびのびと伝えられるようになります。

これさえ出来れば、他人を優先するあまり自分を犠牲にする必要は、もうありませんよ。

いかがでしたでしょうか?

5つの方法をご紹介しましたが、いきなり全部を実践する必要はありません。

何よりも大事なのは、「最初の一歩」を踏み出すこと。

自分を大切にする方法は、これ以外にもたくさん見つけられるかもしれません。

思いついたら、どんどん実践してみましょう!

自分を大切にできるようになれば、人生が豊かになるのはもちろん、楽しく充実した人間関係を築くことができます。

そして、その最たるものが多くの人が悩む「恋愛」です。

自分を大事にすれば、幸せな恋愛ができる。

最後に、そんな話をしたいと思います。

自分を大事にすることは、恋愛においても必須!

なぜ自分を大事にすれば、幸せな恋愛ができるのか。

その理由を3つお話します。

まず第1に、自分を大切にできる人は、自分を軽んじたり傷つけたりする人をパートナーに選ぶことはありません。

なぜか毎回、すぐに怒鳴ったり約束を守らなかったり、お金を要求してきたりと、理想とは程遠い相手とばかりつき合う人がいます。

「偶然そんな人とばかり出会う」「ダメ男センサーでもついているのか」と思うかもしれませんが、実は無意識にあえて選んでいるのです。

なぜかというと、自分を大事にしない状態が普通になった人は、その状態に一種の安心感を覚えるようになります。

それゆえに「自分が大事にされない状態」を維持してくれる、ろくでもない相手を選んでしまうのです。

自分を大事に扱う人が現れようものなら、普段の状態が崩れてしまうので、必死で遠ざけようとするでしょう。

人間はそれほど変化を恐れる生きものです。

だから、優しくて素敵な恋人に出会うためには、「自分を大事にする状態が普通になること」が必須です。

第2に、自分を大事にできる人は、恋人への不安や依存心が少なくなります。

自分に愛情を注げないと、心はぽっかり穴のあいた状態になり、常に満たされない気持ちを抱えてしまいます。

そしてその穴をうめるものを、外側に求めるようになります。

それが「依存」の状態です。

お酒や薬物、ギャンブルなど物に対する依存もあれば、親子間や友人、恋人など人に対する依存もあります。

メールの返事が遅いとすぐに不安になって催促してしまう。

相手が誰とどこにいるのか常に把握しておきたい。

幸せなはずの恋愛が、かえって苦しくなっていく……。

そんな状態にある方は、「自分の価値が相手次第」になっています。

一つの恋の終わりに、一度休憩期間をつくってみるのが良いかもしれません。

まずはぽっかり開いた心の穴に愛情をたっぷり注いで手当てしてあげましょう。

自分で自分の価値を守れるようになった頃には、相手の一挙一動に不安になることはなくなるでしょう。

最後に、自分を大切にする人は、恋人と対等で信頼しあえる関係を築くことができます。

自分を犠牲にして相手に尽くす。

それは一見美しい愛の形に思えますが、恋人同士が関係を築いていくときの障壁になります。

思いやりに欠ける人は、自分の価値を低く考える恋人を家来のように扱い、常識的で優しい人なら、自分も同じくらい与えなければと負担に感じるでしょう。

たとえ長い時間を一緒に過ごしていても、別の人間同士。

自分のことを優先する場面や、譲れないものがあるのが自然です。

自分を一人の人間として大切に扱い、相手の要求をのめない時や、相手に対し意見や希望がある時は、はっきりと伝えるようにしましょう。

もしかするとケンカになるかもしれません。けれどある程度主張をぶつけあいながら、互いに理解や信頼が深まっていくものです。

「自分を大切にする方法」の中で紹介した「自分も相手も大切にする伝え方」も役に立つでしょう。

このように、多くの人が悩みを抱える恋愛関係においても、「自分を大切にする」ということは大変重要です。

恋愛は、上下の関係でもギブ&テイクの関係でもありません。

常に対等の立場で、相手に思いやりをもてることが大前提となってきます。

そのためにも、何よりもまずは「自分自身」を大切にして、相手と向き合っていきたいですね。

まとめ

今回は、「自分を大切にする」とはどういうことなのか、その具体的な方法をお話ししてきました。

自分を大切にするとは、自分の体と心を大切にすること。

そのためには、①生活習慣を変える、②やりたいことリストを作る、③自分を否定する考え方を治す、④自分を大事にしてくれる人たちと付き合う、という5つの方法をご紹介しましたね。

そして、こうした方法を取り入れて自分を大切に出来れば、恋愛においても今までのように悩むことは少なくなるでしょう。

自分を大切にすることは、決してワガママになることではありません。

自分を大切にすることと、相手を大切にすることは両立できるのです。

幸せな人生への第一歩は、自分を大切にすることからです。

私も昔は、自分の価値を低く考えて毎日どんよりとした日々を送っていました。

しかし大学で心理学を学び、心理療法やコミュニケーションの技術を実践しながら、少しずつ自分を大切にできるようになりました。

今回シェアしたのは、そんな学びの日々の中で見つけた方法です。 一人でも多くの人が、自分を大切にできるようになり、毎日笑顔で過ごせることを願っています^^

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